2018年の旅行の行先を考える

一昨年は北欧、去年はインドに行ったが、さすがに3年連続はどうかと思い、今年は海外旅行はしないか、しても台湾とか香港とかわりかし近いところにしようと考えていた。

その年の行先は、大体は飛行機代が安い行先ということで決めているが、ヨーロッパ方面は、ことしは飛行機代は安くないというのもある。

台湾いいんじゃないか。
鉄道もあるし、列車でぐるりと1周してくるのもいいかも。台湾版新幹線にも乗ってみたい。

札幌から台北までは直行便もあって、9月か10月の後半で検索するとチャイナエアラインなら約4万円、さらにピーチならば3万円台で往復できるようだ。

chiair.jpg

9月下旬出発でチャイナエアラインで検索してみたら、札幌ー台北往復38,480円と出た。
何だ、ピーチと4千円くらいしか変わらないんだな。ならば断然こっちだな。

物価も安いんだろうし、下手な国内旅行より安上がりになるかも。
でもまだ先の話だと思っていたが、9月出発とするならばそろそろ決めないとね。

というわけで、今年の行先は台湾にきまりつつあった。

JALだといくらなんだろうと検索すると、こちらは羽田乗り換えで台北まで59,000円だった。
こちらは台北着が完全に夜だし、あまり利用価値はない。フライトマイルが貯まるといっても、台湾までの距離じゃ数も知れてる。

jal15.jpg

ついでに、他の路線はいくらするのか調べてみたら、

 札幌 ー ロンドン 168,200円
 札幌 ー フランクフルト 171,190円
 札幌 ー サンフランシスコ 144,890

う〜ん、欧米方面はやっぱり安くならないなあ。

海外への航空便も色々あるが、ここ数年来は往復の飛行機代が10万円台というのを予算としている。
つまり、11万円が上限ということだ。

 札幌 ー デリー 100,500円

インドならば予算内ってところ。
でも去年行ったばかりだし、また行くかぁ?
去年の飛行機代は69,840円だったことを考えると、この値段で行く気はしない。

 札幌 ー シドニー 101,360円

おっと、今年はオーストラリアが安いんだね。
Saver Q というスペシャル運賃か。

jalsydney.jpg

オーストラリア行も過去に何回か候補に上がったものだが、飛行機代の予算オーバーで却下となっていたものだった。
もしかしてチャンス到来か?

Saver Qの発売期間は7/31まで。
しかもサーチャージは7/31発券分までは片道10,500円だが、8月からは片道当たり14,000円に上がるようだ。

でも今年は秋に車検があるしな〜
3年連続の海外旅行になっちゃうしな〜
またお金なくなっちゃうよ。

え〜でもJALで10万でオーストラリアに行けるのは今年だけかも。
関西空港からはケアンズまでLCCがあるけど、あんな飛行機で行くのは嫌だし。

でもお金が〜・・・
でも台湾はいつでも行けるし〜

台湾かオーストラリアか・・・

ああ〜もう

 どうすんだよ!

 どうすんだよ!

 どうすんだよ!

タグ:海外旅行
posted by pupupukaya at 18/07/16 | Comment(0) | 2018年その他旅行記

呑み鉄 イン・ザ・札沼線2

 ◆ 石狩月形 20:19 【5434D】 20:48 北海道医療大学

再び石狩月形駅から。

こんどの折り返す列車は浦臼始発の列車で、上りの最終列車となる。

DSCN4458.JPG
 改札口にある石狩月形の駅名板。

改札口のところには『次の改札 石狩当別行』の札が下がっていた。
改札業務はしていないが、ホームに入る際は入場券が必要の旨の表記もあった。

助役帽の駅員が出てきて、「列車に乗りますか?」と訊かれたので「はい」と答えると、『次の改札』の札を『改札中』のほうに裏返した。

何だか、妙なところで律儀な駅だな、という印象だった。

DSCN4455.JPG
 ホームにはさっき乗ってきた車両が停車している。

さっきの駅員がカンテラを持って立つ。
ここでタブレット交換があるからだ。もう道内でもここだけになる。

これで車両がタラコ色だったら国鉄時代の風景だろうな。

DSCN4461.JPG
 上り列車が接近。

DSCN4466.JPG
 ホームに並んだ列車。右が回送、左が石狩当別行。

浦臼始発の上り最終は、石狩月形で8分停車する。
さっき乗ってきた車両をここで連結して2両になって戻るんだなと思っていたが、一向に連結作業をする気配は無い。

ホームへ行くと、さっき着いた車両には『回送』と表示されていた。
別々に戻るんだな。

まあ、ここで連結すると石狩当別でまた切り離さなければならないので、却って手間になるのだろう。

DSCN4467.JPG
 石狩月形の駅名標。

こんどの列車は乗客ゼロで到着した。
乗るのは私とさっき石狩金沢で乗ってきた人だけ。
実質乗客ゼロの列車ということになる。

これも予想通りということではあったけど。

DSCN4468-001.JPG
 明かりが照らすホームで、しばし発車を待つ。

DSCN4472.JPG
 上りはキハ40 819が務めます。

札沼線の気動車は、サボ受けに『学園都市線』のシールを貼った専用車両が使われているが、今日のは一般型の車両だった。
しかも原型エンジンの車両だった。

エンジンをめい一杯ふかしてからノソ〜っと動き出すのがこのキハ40形の特徴だった。
今は強力型のエンジンに換装されてそんなこともなくなったが、まだこんな車両が残っていたのか。

DSCN4476.JPG
 青いボックスシート。

札幌駅のキヨスクで買った金滴をまた飲む。
こんどは夜行列車の雰囲気で行こうか。

DSCN4482.JPG
 こんどはチータラで飲む。

ボックスシートの夜行といえば思い出すのが、ひとつは急行利尻の自由席。普段はリクライニングシートのキハ400形だが、多客期の増結車にはボックスシートのキハ56形が連結された。
青いボックスシートで、しかもニス塗りの板張りの床。冷房無し。
お世辞にも綺麗には見えず、一般の乗客からは敬遠されていたようで、いつもがら空きだった。

もう一つは快速ミッドナイト。札幌〜函館間を夜行で結んでいた快速列車で、普段は全車指定だったが青春18きっぷシーズンだけ2両のキハ56が連結された。
夏休みシーズンなどは満席ということもあったが、それ以外はがら空きだった記憶しかない。

61.jpg
  ありし日のキハ56のボックスシート。

12.jpg
 木の床だったキハ56。1995年、快速ミッドナイトの自由席にて。

さらに古くは旧型客車ということになるのだろうが、それは私よりさらに上の世代ということになる。

そんなボックスシートに陣取って、ウイスキーの小瓶とチェイサーの水かお茶を置いてチビチビ。
当時吸っていた煙草の煙をプハ〜と吐き出せば、至福のひとときだった。まだ20代のころ。

煙草は20代のときにやめたが、酒は相変わらず飲んだくれている。

DSCN4485.JPG
 北海道特有の二重窓。

DSCN4487.JPG
 冬バージョンにした状態。

DSCN4492.JPG
 小物は置けるが、揺れがあると落ちそう。

DSCN4511.JPG
 金滴はうまい酒だなあ。

暗闇で景色は見えないが、ガタンゴトンと響くジョイントの音も楽しい。
ときどき音の間隔が短くなるが、30kgレールという軽量の短尺レールを使用しているためだ。
通常のレール長は25mとなっているが、この30kgレールの長さは10mで、それで音が短くなるのだ。

もともと札沼線は簡易線という規格で建設された路線だった。
簡易線とは、軸重11トン、最高速度は45kmという線路幅こそ他の国鉄線と同じだが、それ以外はほとんど軽便鉄道並みの規格の路線である。
のちに気動車に限り最高速度は65kmまでとなった。

軸重11トンとはどういう規格かというと、機関車はDD51形はもとより支線用のDE10すら入線できないのである。
蒸気機関車のころはC12などが入っていたが、ディーゼル化されると簡易線用のDD16がわざわざ製作された。

大正や昭和時代の、幹線の輸送力アップよりもとにかく路線を拡充することを優先した時代の産物だった。
その旧簡易線はローカル線に多く、ほとんどは廃止になっているが、現在残っているのはこの札沼線と日高本線の富川〜様似間となる。

中でも30kgの短尺レールが残っているのはこの札沼線北部だけだろう。
国鉄末期の民営化を直前にした設備投資で、多くの線路は50kgレールに交換された。

このときレールが交換されなかった路線があって、それは特定地方交通線として廃止予定路線となっていた線はさすがに対象外だった。廃止予定ではないが、深名線、札沼線北部も対象外とされた。

深名線は当時から廃線が噂されていたし、他の路線がワンマン化されてもずっとワンマン化されなかったので、どうせ廃止するのでワンマン化の設備投資をしても無駄になるからだと思っていた。

札沼線北部も深名線と同じような扱いで、これも廃止にするんだろうなと思っていたが、深名線廃止後にワンマン化された。

よくぞ今まで残っていたなというのが正直思うところだ。

DSCN4519.JPG
 本中小屋に停車。学園都市線の表記が似合わない。

列車は各駅停車で律儀に停車するが、どの駅も乗降ゼロ。

石狩金沢で件の人が下車した。
これからどうするんだろう。
ホームと待合室こそ照明があるが、それ以外は真っ暗闇である。

DSCN4532.JPG
 石狩金沢に停車。乗り鉄らしき人が降りていった。

駅前の暗闇のなかに1台の車が見えた。
どうやら車で来て、石狩月形まで往復したようだ。

私も駅に車を駐車して、ローカル線にチョイ乗りというのはよくやる。

DSCN4521.JPG
 ワンマン列車なので現金払い。

本当は石狩月形駅できっぷを買って、札幌駅の改札口で無効印を押してもらって持ち帰るつもりでいたが、きっぷを買えなかったので北海道医療大学駅で現金を払って降りる。

次に乗り換える札幌行の始発は北海道医療大学というのと、もう一つ魂胆があってのこと。

DSCN4540.JPG
 デッキにある運賃表示器。

DSCN4538.JPG
 運転台と運賃箱。

北海道医療大学駅のホームはこんな時間でも学生が10人くらいホームに立っていた。
当別までの客ならばこの列車で帰るのだろう。

運賃箱のフタが閉じられていて、降りる人がいると気付いたようで運転士が出てきた。

「ここで降りるんですか?」

と言われ、向こうに停車している電車を指さして、

「あれに乗ります」
「それでしたら、着いた駅で・・・」
「あ、いや、札幌までだから、ここで払った方が安くなるので」
「あ、そうでしたか、ありがとうございます」

と石狩月形からの整理券と360円也を渡した。

そうなのだ。
実は、札幌〜石狩月形間の運賃は通しで買うよりも、札幌〜北海道医療大学北海道医療大学〜石狩月形と2区間に分けた方が安くなるのだ。

・札幌〜石狩月形 1070円

・札幌〜北海道医療大学 640円
・北海道医療大学〜石狩月形 360円
 ・・合計 1000円

このように北海道医療大学で一旦降りると、通しより70円安くなる。

こういう区間はほかにもあって、例えば札幌〜余市間の運賃は1070円だが、これを小樽で降りて買い直したほうが70円安くなる。
直通列車が無いか少ないために、必然的に乗り換えが発生する場合は実用的な買い方だ。

これが、札幌〜新千歳空港間は1070円、これも恵庭で一旦降りて買いなおすと1040円となり30円安くなるが、僅か30円のために恵庭で一旦下車する人はまずいないだろう。

DSCN4545.JPG
 医療大の学生が乗り込む。

DSCN4548.JPG
 赤いランプの列車は去って行った。


 ◆ 北海道医療大学 21:04 【2642M】 21:54 札幌

石狩当別行の1両の列車を見送って、ホームにある券売機で札幌までの乗車券を買う。
この駅は無人駅だが、待合室内にセイコーマートがある。
場所柄、駅利用の学生が対象である。

営業時間は20時まで、すでに閉店していた。

DSCN4550.JPG
 駅ナカにセイコーマートがある北海道医療大学駅。

ほかに行くところも無く、今度は札幌行の電車に乗る。
元エアポートの6両編成。uシートもそのままで、快速エアポート運用以外は普通車として開放している。

さすがに人気で、他は無人の車両ばかりなのに、この車両だけ乗客が集まっていた。

もう1本ワンカップを持っていたので、この電車内で飲んでいくつもりだ。
人の多いuシートだと居心地が悪い。

前のほうの普通車に乗る。

DSCN4556.JPG
 人気の無料uシート。

DSCN4559.JPG
 転換クロスシートの普通車。

無人の車内。とりあえずは貸し切りである。

座席を向かい合わせにしてボックスシートにする。
青いボックスシートはノスタルジックで良かったが、純粋な座り心地ではこちらが上だ。

こんどは青いラベルのワンカップを出す。
さっきと違って、今度は通勤電車。

クロスシートとはいえ、いささか罪悪感のようなものが・・・

まあ、そこが呑み鉄の楽しいところでもあるが (^^;

DSCN4564.JPG
 こんどはワンカップで飲む。

DSCN4563.JPG
 前の座席と向かい合わせにすればuシートよりも快適。

発車すれば次は石狩当別。ここで5分停車となる。
ここからこの車両に乗ってくる人もなく、しばらくは貸し切りで過ごせそうだ。

DSCN4584.JPG
 札幌からの電車が到着した石狩当別駅。

DSCN4567.JPG
 ワンカップのフタは滑り止めのコースターになる(裏ワザ)

DSCN4578.JPG
 紳士シャツの胸ポケットは、おつまみを入れるためにあるのです(嘘)

あいの里教育大でこの車両にも乗客が乗ってきた。
仕事帰りという人ばかり。

私の格好はどこからどう見ても酔っ払いだが、金曜の夜だし、勘弁してもらおう。
札幌市内に入ると、どの駅でも乗り降りする人があって、すっかり通勤電車だ。

夜汽車の気分もこのあたりでおしまいになる。

DSCN4592.JPG
 札幌に戻ってきた。

札幌を18:45に出発して、戻ってきたのは21:54。3時間ちょっとのミニ旅行だった。

ここまでかかったお金は3千円と少し。
たまにはこんな飲み方もいいなと思った。

とはいえ、乗客の少ないローカル列車と目星をつけてのことで、私みたいな人がたくさん現れたらそれはまた困ったことになるだろうな。

廃止がほぼ確定した札沼線。
これからは名残乗車客が増えるだろう。

静かに乗車できるのも、今のうちかもしれない。

 最後までお読みくださいましてありがとうございました。

【かかったお金】
JR 札幌〜石狩月形 1070円
JR 石狩月形〜医療大 360円
JR 医療大〜札幌 640円
金滴2本+ワンカップ 753円
おつまみ2つ+おにぎり 474円
 合計・・・・・・3297円

おわり

posted by pupupukaya at 18/06/30 | Comment(0) | 北海道ローカル線考

呑み鉄 イン・ザ・札沼線1

6月最後の金曜の夜、たまには飲みにいこうか。

といっても、居酒屋ではなく、今日は呑(の)み鉄。
ローカル線の古びたボックスシートで、ワンカップを傾けようというものだ。

札幌から近くて、空(す)いていて、ボックスシートのある列車・・・

石狩当別まで行けば、札沼線北部のワンマン列車が走っている。

というわけで退勤後、札幌駅へと向かう。
ピークは過ぎたとはいえ、札幌駅は帰宅ラッシュ。ものすごい人だ。

こんなの、ものの数ではないと言われそうだが、私は普段徒歩通勤なので、たまにラッシュの電車に乗ることがあるとこの人の多さに参ってしまうのである。

まずはみどりの窓口で石狩月形までの乗車券を買う。1070円。
休日ならば1日散歩きっぷがあるが、平日は普通乗車券で乗るしかない。
といっても、石狩月形までの単純往復ならば乗車券のほうが安いが。

改札を通って、コンコースのキヨスクでお酒とおつまみを買ってカバンに入れてホームへ。

DSCN4358.JPG
 帰宅ラッシュの札幌駅ホーム。

呑み鉄の極意は質素さにある。
金額じゃない。持ち込むアイテムの少なさである。

駅構内で購入したお酒とおつまみ。
せいぜい駅弁まで。

デパ地下で購入した惣菜を並べ、ワインの瓶を抜いて・・・

そういうのはよそでやれ。

あとはボックスシートだな。
転換クロスシートもいいけど、昔ながらのボックスシートが一番味わいがある。


 ◆ 札幌 18:45 【633M】 19:26 石狩当別

まず、札幌駅から学園都市線の電車で石狩当別へと向かう。
石狩当別から、石狩月形行の普通列車に乗るためだ。

DSCN4359.JPG
 石狩当別行733系電車。

車両は733系電車の3両編成。
日中は元エアポートの6両編成が行き交う学園都市線だが、夕方ラッシュ時は3両編成が運転される。
その代わりに、日中は20分間隔だが、ラッシュ時は15分間隔になる。

つり革につかまって大きな窓から景色を眺める。
昼間は小雨もぱらつく曇り空だったが、晴れ間がのぞいた西の空からは夕日が顔を出していた。

DSCN4364.JPG
 新川駅付近の高架橋から夕日が差し込む。

桑園〜新琴似の高架橋からは夕日に照らされた街並みと、手稲山の山並みが見える。
あらためて、なかなか良い景色だと思った。
車内の乗客は、そんなもん見飽きたとばかりに、スマホに熱中している。

途中駅では次々に下車していくが、意外と乗ってくる人もあって、空いた席もすぐに埋まってしまう。
そんなわけで、あいの里教育大駅でようやく座れた。

あいの里公園を発車するとさすがに空席が多くなった。

DSCN4370.JPG
 札幌市内を抜けると車内は落ち着いてきた。

防風柵で覆われた残念な石狩川鉄橋を渡ると当別町。
ここからは今までとがらりと変わって田園風景になる。

DSCN4371.JPG
 19:20、夕暮れの風景。

石狩太美でさらに降りて、空席だらけになった電車は石狩当別に着いた。


 ◆ 石狩当別 19:32 【5435D】 20:04 石狩月形

乗り継ぐ石狩月形行は向かいの3番ホームに入線している。
札幌からの電車から降りた人のうち何人かは石狩月形行に乗り込んだ。

DSCN4378.JPG
 石狩当別に到着。左が石狩月形行。

DSCN4380.JPG
 石狩月形行は1両のワンマン気動車。

DSCN4383.JPG
 呑み鉄列車は、キハ40 401が務めます。

DSCN4382.JPG
 『石狩月形ー石狩当別』の表示。

ホームで列車の撮影などをして車内に入る。
乗客はたったの5名。

石狩当別からの人が1名、今の電車から乗り継いだ乗客が4名となる。
私を入れていないが、私自身は普通乗車券で乗っているので人数にカウントしてもいいかもしれない。

それにしても、札幌を18時台に発車した乗り継ぎの列車がこの有り様とは。

一番稼ぎ時の乗客数が、たったこれだけとはあまりにも情けない。

これで廃止反対などと言うやつは 出てこーい (# ゚Д゚)

と、叫んでみてもしょうがない。
〜叫んでないけど (^^;

DSCN4384.JPG
 想像していた通り閑散とした車内。

ここからは札沼線の車内となる。
JRの名称は学園都市線だが、ここからはあえて札沼線と呼ばせていただく。
時刻表の表記も『札沼線』だし、間違いではない。

周りにだれもいないし、さっそく一杯やるとしよう。
窓側の窓框(かまち)にお酒とおつまみを並べる。

框といっても若干広めになっていて、小テーブルのようにはなる。

DSCN4391.JPG
 お酒とおつまみを並べる。

お酒は純米酒 金滴。新十津川のお酒だ。
新十津川は札沼線の終点。今は1日1往復しか列車が行かなくなってしまった所だ。

この金滴のカップ酒は、札幌駅のキヨスクでしか見たことがない。

札沼線の呑み鉄になかなかふさわしい酒ではないか。

しぱーん、とフタを空ける。
カップ酒のフタは、固いところに置いて瓶を動かないように固定して開けないと中身がこぼれるから注意してね。

ぐびっと。
う〜ん、純米酒だけあってうまい酒だ。
1本258円もしたが、居酒屋あたりで飲めば700円くらいにはするだろうか。
安いものだ。

DSCN4393.JPG
 お酒は純米酒 金滴。

DSCN4396.JPG
 札幌駅で買った札幌ー石狩月形の乗車券。

石狩当別を発車する。
つぎの北海道医療大学で1人乗ってきた。学生のようだ。
後ろのロングシートの2人連れとは友人なのか、一緒になっていた。

ずっとおしゃべりをしている。元気がいいね。
ローカル線車内では話し声も酒の肴になるのだ。

つぎの石狩金沢でも1人乗ってくる。
しかしこちらは地元の人ではなく、乗り鉄のように見受けられた。
それにしてもどこからやってきたんだろう。

DSCN4401.JPG
 発車してしばらくはまだ辛うじて景色が見える。

日はとうに沈んだが空はまだ明るく、黄昏(たそがれ)の景色を見ることができる。
杯を重ねるごとに気分が良くなってきた。

DSCN4414.JPG
 19:45、6月下旬はまだ空が明るい。

DSCN4405-001.JPG
 今まさに呑み鉄してます。

DSCN4417.JPG
 ごま塩鮭おにぎり。

この札沼線、ついに廃止になる。

まだ正式な発表はないが、5月に北海道医療大学〜新十津川間について月形町が廃止・バス転換を容認したことで、廃止の方向で固まった。
次いで新十津川町も廃止受け入れとなり、浦臼町、当別町も廃止容認の姿勢であり、これで廃止が確定したことになる。

ことし(2018年)の夏には正式決定される見込みであるという。

廃止に向けた具体的なスケジュールはそれから決定するのだろうが、以前にも2020年度を目途に廃止したいというJR北海道の表明がなされていたので、そうなると残り2年はまだ存続するようだ。

DSCN4428.JPG
 中小屋駅。

廃止が決定すれば、札幌に近いこの札沼線も名残乗車客で混雑しそうである。
すでに朝1往復だけの新十津川行の列車は、休日ともなると相当混雑しているようである。

普段からあれだけ乗っていればねえ、と言いたくなるが、それ以外の列車の乗客数を考えれば焼け石に水というもの。

DSCN4424.JPG
 青い色のボックスシート。

札沼線だけでなく、いよいよ道内ローカル線の廃止が本格化しそうだ。

石勝線の夕張支線は来年(2019年)の4月1日の廃止が決定している。
運休区間のある日高線、同じく根室本線の富良野〜新得間もたぶん廃止になる。

釧網線は微妙、あとの路線は貨物列車の運行があったり、国土形成や北海道の骨格をなす路線という位置づけとして、道や政府が関与するらしいが、どうなるんだか。

一方で、函館本線の長万部〜小樽間は、北海道新幹線の札幌開業と同時にJRの経営から自動的に離れることになっている。
一部は三セクで残るのか、そういう話はまだ無いようだ。
いずれにせよJR北海道としては、オラ知らね〜といったところ。

ただ確実なのは、これから数年間は道内は廃線が相次ぐということだろう。

今から30年以上昔の1980年代、やはり道内は廃線ラッシュだった。
国鉄再建法による、『地方交通線のうち旅客輸送密度4,000人未満の路線』をバスか第三セクターの鉄道に転換するというものである。
これによって、人口の少ない北海道内のローカル線は軒並み姿を消した。

あのころ『廃線フィーバー』などという言葉もあって、ローカル線や夜行列車は本州からの旅行者でにぎわっていたものだった。

その廃線フィーバーも繰り返す。
江差線、留萌本線も廃止が決まってから廃止日までは結構な混みようだった。

廃止決定の夕張支線も、廃止決定とあって休日は結構な乗客数のようである。

DSCN4438.JPG
 窓ガラスに映る車内。

普段は見向きもしないが、廃止と聞くと乗っておかなきゃとなる。

人間なんてそんなものだ。

廃線フィーバーも結構なものじゃないか。
JRも記念きっぷやグッズを大いに売るが良い。
沿線の人たちも、土産物や沿線グッズ、飲食の露店など出して大いに盛り上げて稼ぐと良い。

こういう廃線フィーバーや便乗商法に異を唱える人も多いが、勘弁してやってくれよ。

オレが代わって謝るからさ (^^;

鉄道の廃止でしか人を集めることができなかった所なんだから。

な、せいぜいこの時だけいい思いさせてやんなよ。

DSCN4497.JPG
 『JNR』マークの扇風機。

DSCN4475.JPG
 扇風機のスイッチ。

まだ1本しか飲んでないが、だいぶ酔ってきたね。

全員が終点まで行くのかと思っていたら、知来乙で後ろの学生が1人降りていった。
夜は秘境駅のようだが、実はここから月形市街の南端が近い。

DSCN4436.JPG
 知来乙駅では、当別からの学生が1人下車。

石狩当別からわずか32分、終着の石狩月形に着いた。
酒を飲んでいたらあっという間だった。

運転士に乗車券を渡して下車する。もう真っ暗になっていた。

地元の乗客たちは駅舎の脇から町へと消えていった。

DSCN4441.JPG
 終着、石狩月形に到着。

DSCN4444.JPG
 夜の石狩月形駅。

石狩月形駅で降りるのは初めてだ。
いや、降りたことはあるが、それは列車交換の停車中に降りただけで、正式に降りるのは今回が初めてだ。

駅舎内のこのレトロ感はどうだ。
国鉄時代からまったく変わっていない待合室やきっぷうりば。

私が初めてこの駅に降りたのはまだ国鉄時代のころ。
あのころは待合室の奥にキヨスクがあったのを覚えている。

変わったのはキヨスクがなくなったくらい。
ここまで原型で残っている駅舎も、ここくらいではなかろうか。

ストーブがデンと鎮座しているのは、この間まで寒かったからまだ使っていたのかも。
このストーブも今じゃファンヒーターに置き換えられて、見ることも少なくなった。

DSCN4451.JPG
 待合室は昭和時代から取り残されたようだ。

こんどは札幌に戻る。

帰りのきっぷは石狩月形駅で買おうと思っていたが、きっぷうりばの窓口には『只今、運転作業中です』の札が掲げられてあって、『恐れ入りますが、車内で整理券をお取りのうえ、下車時または着駅にてご精算下さいませ』と書いてあった。

DSCN4454.JPG
 これも昭和調のきっぷうりば。『運転作業中』の札があるときは買えない。

DSCN4450.JPG
 石狩月形駅の駅舎。

DSCN4445.JPG
 すでに眠ってしまった石狩月形駅前。

駅前は虫の音だけが響き、あとは静まり返っていた。

駅舎といい待合室といい、ここまで昭和な駅もないんじゃないか。
夜に1人この駅に降り立てば、昭和映画の端役にでもなった気分になれる。

いかにも終着駅の最終列車という感じだが、このあと22:03着の列車が最終となる。


posted by pupupukaya at 18/06/30 | Comment(0) | 北海道ローカル線考

またも消えるキヨスク 2

本日(2018/6/21)を最後にキヨスク大通ホーム西店は閉店になりました。

DSCN4208.JPG
 2018/6/21で閉店の貼り紙。

DSCN4212.JPG
 東西線乗り換えコンコースで多くの人を見守ってきたキヨスク。

DSCN4211.JPG
 朝ラッシュ時は人波が押し寄せる場所。職人芸の本領発揮でもあっただろう。

残るは、大通駅西改札口西側奥にあるキヨスク大通B1西店の1店舗ということになるが、こちらも6/28で閉店のお知らせが下がっていた。

DSCN7806.JPG
 こちらも6/28で閉店になるキヨスク大通B1西店。

これで札幌市営地下鉄の、『キヨスク』としての売店はすべて姿を消すことになる。

行きかう人々は、閉店の貼り紙など気づかずに早足で歩き去って行く。
ニュースにも新聞記事にもならないが、役目を終えひっそりと消えゆくキヨスク。

だれも気付く人はいないが、長いこと札幌市民の地下鉄利用者に親しまれてきたキヨスクは完全に消滅する。
当たり前だと思っていたものが、いつの間にか消滅する瞬間である。

私自身、そう頻繁ではないがお世話になったキヨスク。
販売員の方たちも、長いことお疲れさまでした。それと、ありがとう。

posted by pupupukaya at 18/06/21 | Comment(0) | 北海道の駅

2018年 北海道新幹線初乗車の旅 3

 ◆ 青森 15:05【4632M】15:09 新青森

こんどは帰りの行程になります。
青森から新青森までひと駅移動し、新幹線で新函館北斗へ、そこから『はこだてライナー』で函館へという乗継になる。

青森〜函館間も新幹線になったおかげで遠いところになった。
新幹線の料金もさることながら、在来線時代は直通だったものが2回の乗り換えが発生するようになったからだ。

今回のルートでは、青森を15:05発の電車で出発すると、2回の乗り換えで函館着は17:05とまる2時間かかることになる。
ちなみに、最速は1時間46分、最長は2時間27分。

なぜこんなに時間がかかるのかというと、新青森駅での接続の悪さが一番の原因で、今回のルートでも新青森では22分の乗り換え時間となっている。
新青森への電車は、東京方面への接続が優先になったダイヤなのと、奥羽線が単線で増発が難しいということもあり、やむを得ないところではあるのだが。

DSCN0632.JPG
 駅弁も置いている青森駅の売店。

ニューデイズで、じょっぱりカップを2本買った。
車内で飲めるなら飲むし、飲まなかったら家で飲む。

券売機で新青森までの乗車券を買おうとしたら、青い森鉄道の券売機だった。駅に入ってから手前側にあるので間違えやすい。JRの券売機は一番奥にある。

コンコースだった場所がエキナカの店舗になって、改札口も狭くなってしまって、すっかり電車駅のようになってしまった青森駅。
かつて特急の始発終着駅だった貫禄は、もうない。

DSCN0634.JPG
 改札口と発車時刻案内版。津軽海峡線だったパネルは黒くなっている。

DSCN0644.JPG
 並んだJR東日本と青い森鉄道の電車。どちらも701系。

長いホームに2両編成の津軽新城行がちょこんと停まっている。
車内はロングシートが3割くらい埋まる程度。
この電車は東京方面への接続がないので空いているのだろう。

1駅4分で新青森に到着。

DSCN0649.JPG
 新青森駅に到着。


 ◆ 新青森 15:31【はやぶさ21】16:34 新函館北斗

22分の乗り換え時間があるので改札を出てみたが、高架下にある土産物屋を見て来るには時間が短いし、どこへ行くということもないまま、また新幹線改札口を通る。

DSCN0658.JPG
 新青森駅の新幹線改札口。

改札内コンコースはニューデイズと土産物屋、それに立ち食いそば屋と駅弁の売店があって、一通りそろっている感じ。
20分の乗り換え時間は買い物をしたりそばを食べたりするにはちょうど良い時間かもしれない。

特に買うものも食べるものもなく、ホームへ上がる。

新函館北斗行はやぶさ21号が発車するのは13番線ホーム。
人などまばらにいるだけかと思っていたが、意外と多くの人がいた。

人数で言えば、各乗車口に5人くらい。
全車指定席なので、自由席のように行列ができることはないようだ。

DSCN0664.JPG
 13・14番は新函館北斗行のホーム。

はやぶさ21号が到着してドアが開くと、やはり結構な人数の下車がある。
しかし、新青森からの乗車も意外と多く、ここで乗客がかなり入れ替わるのだった。

在来線時代の特急白鳥・スーパー白鳥でも、やはり青森駅で乗客がかなり入れ替わっていた。
新幹線になってもその動向は変わらないということだ。

マスコミの報道で北海道新幹線は、対東京ということばかりクローズアップされるが、実際は東北地方北部と北海道の利用者が多いようだ。
実際この区間は、飛行機の便数も少なく、ローカル線扱いのため運賃も高めになっている。
絶対数は少ないものの、確実に鉄道のシェアが高い区間でもある。

東北北部〜札幌間を行き来していた人たちには、北海道新幹線が出来て便利になったことだろう。

DSCN0668.JPG
 新青森駅から乗車する人は意外と多い。

新青森から乗る人は多かったが、車内は半分近くの列が空席だ。
やはり新青森〜新函館北斗だけ乗るならば立席の特定特急券で十分だ。

発車すると青森平野の高架橋を進む。遠くに津軽湾がちょっと見えた。

DSCN0671.JPG
 新青森を出ると青森平野を北上する。

しばらくすると車内販売が回ってきたので缶ビールを買う。
レシートを見ると、日本レストランエンタプライズ盛岡列車営業支店とあった。

車掌と運転士は新青森でJR北海道の乗務員と入れ替わるが、車内販売は交代せずにそのまま乗務していた。
これも白鳥・スーパー白鳥時代と変わらず。

DSCN0675.JPG
 車内販売で買ったビールと新幹線特定特急券。

DSCN0684.JPG
 缶ビールで呑み鉄。

車内販売の缶ビールはうまいなあ。
車内販売があるなら飲食物は車内で調達したい。なんだか最近そう思うようになってきた。

コンビニやスーパーで調達したものを車内で飲食するのは邪道だね。
駅弁とまではいかなくとも、せめて駅構内で調達したものにしたい。

デパ弁もだめ。
あの袋や包みを解くとガサガサとでかい音を立てるので、あれは旅情を減殺してしまう。

DSCN0704.JPG
 上磯のセメント工場と函館山が見えてくる。

青函トンネルを抜け、木古内を発車するとまたトンネルに入り、出たら右手に函館山が見えた。

  海峡の長いトンネルを抜けるとそこは函館だった

当たり前か。

新函館北斗駅は12番線に着く。
このホームは到着専用ホームで、在来線に乗り換えるには橋を渡る必要がある。
在来線と対面で乗り換えができる11番線は発車専用ホームになっている。

列車本数が少ないから2本同時に停車ということもほとんどないだろうし、基本11番線発着にすればいいものを、なんでこんなことをするのだろう。

DSCN0712.JPG
 新函館北斗駅に到着。

とにかく、改札口のある階上へとエスカレーターで登る。


 ◆ 新函館北斗 16:34【はこだてライナー】16:45 函館

新函館北斗駅に着いた人たちの流れは3つ。
ひとつは札幌行特急スーパー北斗の3番線で、これが一番多いようだ。もうひとつは1番線のはこだてライナーへ。あとは出場する人で、バスかタクシーか車に乗り換えるのだろう。

私は1番線のはこだてライナーへと向かう。
別に函館に用事はないがせっかくなので、はこだてライナーにも乗ってみようというわけだ。

DSCN0718.JPG
 在来線ホームと『はこだてライナー』の案内。

はこだてライナーは、函館〜新函館北斗間を結ぶ新幹線のシャトル列車だ。快速と普通があって、快速は19分、普通は22分で結ぶ。
発着するホームは本線とは別の行き止まり線。いわゆる0番ホームというやつ。新幹線が着くと既に停車していて、新幹線客を待ち受けている。

DSCN0719.JPG
 はこだてライナーはヘッドマーク付き。

はこだてライナーのヘッドマーク入りの733系電車。
といっても、車内はオールロングシートだし、札幌近郊で走っている電車と変わりはない。

むしろ、ずっと気動車ばかりだった函館近郊で、こんな電車に乗っているというのが新鮮だった。

DSCN0721.JPG
 はこだてライナーの車内。

各駅停車だが、途中で乗ってくる人も少なく、函館に着く。

ここも新幹線開業で電車駅になってしまったのかと思わせるような風情だったが、まだまだここは札幌行の特急スーパー北斗の始発駅である。
しかし、北海道新幹線の札幌延伸後は第三セクターの駅になる予定だ。

DSCN0727.JPG
 函館駅に到着。

DSCN0733.JPG
 ホーム連絡通路にある函館本線の0キロポスト。

DSCN0744.JPG
 函館駅前の市電。

函館駅の滞在時間は46分。
駅前に出て市電を見たら、北海道に帰ってきたという妙な安心感が沸いた。

新幹線開業時にリニューアルしたという駅の中を見て回ったが、特に大きく変わったところもないようだった。

DSCN0749.JPG
 函館駅コンコースと改札口。


 ◆ 函館 17:28【はこだてライナー】17:50 新函館北斗

こんどはまた、はこだてライナーで新函館北斗に戻る。
なぜかというと、函館からの特急券を買うと、新幹線からの乗継割引が適用されなくなるからだ。
なので、帰りのスーパー北斗の特急券は新函館北斗〜札幌ということになっている。

函館から新函館北斗までの自由席特急料金は310円なので、それを買えば函館駅から通しで乗れるのだが、これ以上函館駅にいても行くところがないし、はこだてライナーに乗ってしまった。

DSCN0759-001.JPG
 山の向こうに沈む夕日。

このはこだてライナーは新幹線の接続がないので、スーツケースを持った旅行客の姿はなく、地元の人の帰宅列車といった感じである。
七飯でほぼ全員が降りて、車内に残ったのは自分ともう2人だけになった。

がら空きになった車内に夕日差し込んでくる。まだ残雪が白い山の向こうに沈む夕日は、まだ春は先だなと思わせた。

DSCN0764.JPG
 再び新函館北斗駅に到着。

DSCN0768.JPG
 3・4番ホーム階段の風よけ室兼待合室。


 ◆ 新函館北斗 18:11【スーパー北斗19】21:35 札幌

17:51着のはやぶさ21号が到着したところで、コンコースは賑わっている。
札幌行スーパー北斗19号に乗り換える人も多く、3番ホームの自由席乗車口には行列もできた。

やはり今の北海道新幹線は、東北北部〜道央間の人たちのものだろう。
在来線の白鳥・スーパー白鳥時代に比べて1時間半以上の時間短縮になっているのだから。

すっかり日が落ちてだんだん暗くなる中、スーパー北斗19号が入ってきた。
これも予想していた通り空いている。

自由席に関して言えば、新函館北斗からの乗客が収まっても十分に余裕があった。

DSCN6553.JPG
 スーパー北斗19号が入ってきた。

車内販売が回って来たので、弁当とビールを買うことにした。
呼び止めると、弁当は完売とのこと。その代わり洞爺駅でかにめしを積み込むのでどうなさいますか、と聞かれたので1つ予約した。

ビールだけ買う。
サッポロクラシックがあるあたり、北海道に戻ってきたと改めて思う。

もうあとは札幌について帰るだけだし、ここからは呑み鉄でいくか。

DSCN6572.JPG
 車内販売のビールと新函館北斗〜札幌の自由席特急券。

DSCN0790.JPG
 自由席は空席が目立つ。

洞爺駅のホームには、白い袋を下げたおばあさんが立っていた。
昼間は待合室の売店で店番をしている人だ。1人でやっているのかなあ。

洞爺を発車すると車内販売がきて、洞爺で積んだかにめしを受け取る。こんどは日本酒を買おうとしたらそれも売り切れとのこと。こんどはハイボール缶を買った。

DSCN0802.JPG
 車内販売のワゴン。

DSCN6584.JPG
 洞爺駅積み込みのかにめし。

『かにめし』といえば長万部駅のが有名で、車内販売メニューにも長万部で積み込むと書いてあるが、洞爺駅のは珍しい。
食べるのもそうだが、特急スーパー北斗に乗っていて、洞爺の駅弁を積み込むというのも初めて見た。

まあ、特急停車駅で駅弁のある駅からもっと積極的に積み込んで車内で売ったらいい。
駅弁屋も売り上げ増になるし、車内販売も駅弁のついでにお酒や飲み物が売れるし、乗客からは喜ばれるし。Win-Winではないか。

DSCN6589.JPG
 車内販売の缶ハイボールとかにめし。

洞爺のかにめしは長万部のそれとよく似ている。かにの味付けは淡白で、酢飯のほうが合う気がする。
ハイボール缶はやめて、青森駅で買ったじょっぱりカップを開ける。

日本酒というか、カップ酒が似合う味付だ。

DSCN6625.JPG
 車内販売のさくら味アイスクリーム。

アイスクリームの販売がきて、さくら味アイスというのを買う。
桜の葉が練り込んであるのか、ほんのり桜もちの風味。

アイスを舐めながらハイボールをちびりちびり。

途中で降りる人もいて、だんだん空席が多くなる車内。
東室蘭でも乗ってくる人は少なかった。もう終点札幌までずっとこんな感じなのだろう。

「これが最後のワゴンサービスです」との放送があり、またワゴンが回ってきたが、もう買うものはなかった。
明日からまた仕事なので、そんなに飲むわけにもいかない。

残念ながら、車内販売は縮小の方向へと進んでいて、北海道で今残っているのは、スーパー北斗の日中の便だけである。
しかも今乗っている19号も、6月からは車内販売が取りやめになることが決まっている。


6月からはスーパー北斗の3往復のみとなる車内販売。
車内販売が縮小や廃止されるのは北海道だけではなく全国的なもので、これも残念ながらなくなる流れではあるようだ。

せいぜいあるうちに利用するしかないね。

DSCN6664.JPG
 札幌駅に到着。

朝に見た雪景色はなくなっていたが、札幌はまだまだ寒い。
まだ旅行する時期ではないが、せっかくの北海道新幹線に乗れるチャンスでもあったし、良かったんじゃないか。

 〜最後までお読みくださってありがとうございました。

posted by pupupukaya at 18/06/09 | Comment(0) | 2018年その他旅行記
Powered by さくらのブログ